2013年 所感
長瀬 敦史
2013年は色々あり、日記に書かずに終わるのもあれだなぁ、ということで、メモとして残します。
1-3月
2012年から日本で AppSocially というサービスを開発していて、粛々とそれを作っていました。
CEO と 自分、2人だけのチームだったので、孤独だったし、よく喧嘩したけど、まあ、ベンチャーっぽくて楽しい思い出です。
3月
自分がリクルートに出向していたときにお世話になっていた、@iandeth が、A/B テストのツールか何かを作って、ベンチャー始める準備しているよー、と耳にしたので、業種も似ているので意見交換という名目でメールしてお会いしました。
@sudoken と2人で、自分が働いていたコワーキングスペースにご足労いただき、お互いが作ろうとしているサービスの紹介などなどをしました。
すごく魅力的な構想だったので、頭から離れなくなりました。(勝てる気がしないと思って悶々としてました。)
4-5月
AppSocially の立ち上げを米国で行い、500 Startups のインキュベーションプログラムに入るために米国カリフォルニア州に。
様々な国からの知り合いができ、モチベーションを共有できる友達ができ、良い経験でした。
5月
が、自社のメンバーとは、ビジョンなどなど共有できず、自分が会社を離れました。
現場にいないブランクを作るのは精神衛生上良くないと判断し、意思決定まもなく、LittleApps Inc. としての活動を再開、幾つか開発案件を頂きました。
それと同じ頃、依然、頭から離れていない @sudoken 氏に、 “会社やめるんすよー。折角応援頂いていたのに、すいません。” と連絡し直したところ、
須藤: “そうなんすかー、残念ですねー。ところで絶賛採用中でs… ” 長瀬: “是非お手伝いさせてくだい!”
という流れで、帰国3日後にアポを取らせて頂きました。
帰国便はずらせないので、それまで、会社で借りていた部屋を間借りすることに。
観光すれば良かったのですが、何もしないと落ち着かないので、ひたすらコードを書くか、ランニングするかを続けていました。(Stevens Creek Trail での一人ハーフマラソンは最高だった。)
5/24 帰国
帰国翌日、5/25-26 は息子の誕生日祝いに SL みなかみ に乗って水上温泉へ。
離れていたのは2ヶ月程度の短い期間でしたが、家族と一緒に過ごせる時間が、本当にありがたく感じました。
5/27 恵比寿
5/27 @sudoken に恵比寿でお会いし、 自社で引き受けた案件は責任を持って納品したいので、片付くまで週2で業務委託として KAIZEN をお手伝いします、その後、正式にジョインさせてください。 という話をして、早速リポジトリ情報などいただきました。
6-8月
しばらくお休みしていた受託開発ですが (SDK インテグレーションサポートみたいなのはやってましたが)、自分が提案実装させて頂く仕事で、喜んで頂けるクライアントの声が嬉しかったです。
久しぶりに、クライアントに集められた他社を含むチームで開発が参加できたことも幸せでした。チームいいなぁ、と。
この頃、KAIZEN は、まだ決まったオフィスがなく、(他社の会議室を間借りしてましたが) かなりノマドな感じで仕事をしていました。
planBCD の仕組みがキャッチアップできるにつき、やはり魅力的なサービスだと実感できてきたので、フルコミットが待ち遠しかったです。
9月
受託開発が落ち着いてきたので、KAIZEN に正式ジョインしました。
9-12月
フルコミットをはじめてから、毎日 planBCD のアプリケーション開発や、インフラを構築、開発環境のセットアップなど、基本、前職で一人で調査し、作業し、障害を出して悩んだりしたことを、複数人で手をとり合って進めていけるのが、とても安心感があります。
問題も幾つか起こりましたが、チームで常に良い方向へ持って行こうという姿勢が素晴らしく思っています。
開発も楽しいですが、次々に優秀な人が集まってきて、会社が急成長することは、今まで経験したことのない刺激的な経験です。
あっという間に、今まで自分が所属した組織の中で、一番大きな会社になりました。
2014年
状況が次々に変わっていくので、年単位の目標を立て辛いですが、引き続き、会社の仲間や家族と、一緒に悩んで、楽しみながら成長していきたいと思います。
今年一年間、お世話になった前述の皆様、自分に活躍の場を与えていただき、本当にありがとうございます。2014年もよろしくお願いします。