Yo と IRKit を使って家電を操作する
動画は Yo API のコールバックを契機に Roomba を起動するデモです。
Hubot に IRKit 関連のコマンドを追加する、hubot-irkit のバージョン 0.2.0 をリリースしました。
このバージョンアップで webhook を受けられる機能追加を行ったので、ウェブサービスと家電を簡単に連携できるようになりました。
セットアップ方法
Hubot へのセットアップの手順は以前の記事を参照してください。 hubot-irkit で Hubot と対話しながら IRKit を操作する。
Heroku を使っている場合は heroku
コマンドで環境変数をセットし webhook を有効化します。
heroku config:set HUBOT_IRKIT_HTTP=1
以下の様なルーティングで webhook を受け付けます。
GET /irkit/messages/:deviceName/:messageName
デフォルトの HTTP メソッドは GET
ですが、HUBOT_IRKIT_HTTP_METHOD
環境変数で変更できます。(参照)
上の動画の様に連携させる場合、Roomba のリモコン信号を、living
というデバイスに、roomba
というメッセージで登録します。
me > hubot ir register message roomba for living
hubot > Waiting for IR message...
-- ここで IRKit に向けて信号を送ります --
hubot > Message: robot for living is successfully registered.
Hubot をホスティングしている URL にアクセスすると、OK
という文字がでてきて、Roomba が IRKit の信号の届く範囲にいれば、掃除を始めます。
$ curl -i http://myhubot.herokuapp.com/irkit/messages/living/roomba
HTTP/1.1 200 OK
Server: Cowboy
Connection: keep-alive
X-Powered-By: hubot/Hubot
Content-Type: text/html; charset=utf-8
Content-Length: 2
Date: Sun, 07 Sep 2014 03:10:06 GMT
Via: 1.1 vegur
OK
この URL を Yo の開発者ダッシュボード で Callback URL に設定します。